山田 剛史(ピアノ)

Takashi YAMADA (Piano)

 東京藝術大学卒業。同大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学に留学、国家演奏家試験に合格。クラウディオ・ソアレス、迫昭嘉、ニーナ・ティシュマン、アントニー・シピリの各氏に師事。
2002年第1回名古屋国際音楽コンクールピアノ部門第1位。2007年第5回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞。ソリストとして秋山和慶氏指揮東京交響楽団はじめ共演多数。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。室内楽・歌曲伴奏にも定評があり、バリトンのヴィタリ・ユシュマノフ、チェロのベアンテ・ボーマン、フルートの瀬尾和紀ら、多くの著名な演奏家と共演。東京オペラシティ『B→C』、東京・春・音楽祭等に出演。

 とりわけ、バッハと近現代作品に親しみを持つ。ニコラウス・アーノンクールのアシスタントであったアントニー・シピリと学んだことで、歴史的な音楽解釈および奏法を身につけた。イギリス組曲全6曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律第1巻など、J. S. バッハの演奏解釈に定評がある一方、「音の遊び」「音の万華鏡」と題した、バロックから現代までのさまざまな作品をテーマに沿って組み合わせたリサイタルが好評を博している。(例えば、2018/19年に取り上げた作曲家は C. P. E. バッハ、シューマン、ラヴェル、G. ベンジャミン。)シマノフスキのピアノソナタ第3番については「知的でオリジナリティにあふれた、驚くほど完成度の高い演奏」と高く評価された。

 2021年5月にはテッセラ音楽祭「新しい耳」にて、ジェフスキ「不屈の民変奏曲」を中心としたプログラムによるリサイタル。また、東邦音楽大学エクステンションセンターにて、バッハ「平均律クラヴィーア曲集」第2巻についての演奏とお話を交えたレクチャーコンサートシリーズを継続中。

 東京藝術大学非常勤講師を経て、現在、国立音楽大学および東京学芸大学非常勤講師。日本ショパン協会会員。全日本ピアノ指導者協会正会員。

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