2025 アカデミー ピアノ伴奏員

藤田 朗子 Akiko FUJITA
期間:2025年8月6日(水) ~ 8月11日(月) 担当:クラリネット/ヴァイオリン ピアノ伴奏
東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)、パリ国立高等音楽院伴奏科、同音楽院第三課程(大学院課程)室内楽科を卒業。ピアノを中山ヒサ子、播本枝未子、倉沢仁子、辛島輝治、伴奏法を山洞智、Jean Koerner、室内楽をGerard Buquet、Jens MacManamaの各氏に師事。ソロの他、ニース夏期国際音楽アカデミーなどの講習会、パリ音楽院をはじめとしたフランス各地の音楽院などで公式伴奏を、室内楽・新曲初演で国内外の演奏家と共演、CD録音等に参加。第77回日本演奏連盟推薦新人演奏会にて札幌交響楽団と共演。現代音楽セミナー「秋吉台の夏」、フェスティバル「A Tempo」(フランス)、軽井沢国際音楽祭、大垣音楽祭、両国アートフェスティバル等に出演。東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科及び共立女子大学非常勤講師。日本ソルフェージュ研究協議会理事。

松本 望 Nozomi MATSUMOTO
期間:2025年8月6日(水) ~ 8月11日(月) 担当:クラリネット/ヴァイオリン ピアノ伴奏
北海道出身。東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科首席卒業。これまでに作曲を土田英介、尾高惇忠の各氏に、ピアノを三角祥子、北島公彦、浜口奈々、エリック・ベルショの各氏に、伴奏法をジャン・ケルネル氏に師事。2007年第4回リヨン国際室内楽コンクール、2009年第55回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノトリオ部門でそれぞれ第1位受賞。 在学中より作曲と演奏の両分野で活動を展開し、2003年東京文化会館主催合唱作品作曲コンクール最優秀賞、受賞作品をはじめ自作曲集、編曲集等の出版多数。2015年度及び2022年度のNHK全国学校音楽(合唱)コンクールの課題曲の作曲者。演奏ではアンサンブルを中心に活動、国内外のアーティストと共演を重ねるほか、CDレコーディング等に多数参加。東京藝術大学弦楽科伴奏助手を経て、現在、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。

久下 未来 Mirai KUGE
期間:2025年8月11日(月) ~ 8月16日(土) 担当:フルート/ヴァイオリン ピアノ伴奏
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部音楽学科を経て、同大学研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー、霧島国際音楽祭などの公式伴奏を務める他、アンサンブル・ピアニストとして数々のソリストやオーケストラ・プレイヤーとの共演を重ねる。共演CD「フルート協奏曲集 ~作曲者自身によるピアノ伴奏版~」がレコード芸術推薦盤、音楽現代準推薦盤に選出。 これまでにピアノを新谷祐子、伴場三恵子、須田眞美子、雨田のぶ子、出羽真理の各氏に、室内楽を藤井一興、木村徹、三輪郁、中川賢一、垣内敦、小澤英世、佐藤勝重の各氏に師事。 沖縄県立芸術大学非常勤講師を経て、現在桐朋学園大学音楽学部嘱託伴奏員、上野学園大学短期大学部伴奏要員、桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」松本・諏訪教室講師。

西本 佳奈美 Kanami NISHIMOTO
期間:2025年8月17日(日) ~ 8月22日(金) 担当:ヴァイオリン/ヴィオラ ピアノ伴奏
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業後、渡仏。リヨン国立高等音楽院、パリ国立高等音楽院でピアノ科の学士と修士を取得。同時に、イタリアのアレッサンドリア音楽院「アントニオ・ヴィヴァルディ」でも学ぶ。欧州留学の最後の2年はスイスのチューリヒ芸術大学にて室内楽を学ぶ。 レ・クレ・ドール・コンクール/エクセランス部門第2位、クロード・カーン・ピアノ・コンクール/ラヴェル特別賞、モンロン=レ=バン国際音楽コンクール/ジュンヌタラン部門第3位、イル=ド=フランス国際ピアノ・コンクール/スペリウール部門第2位、ルイジ・ツァヌッコリ国際音楽コンクール/ピアノ部門(伊)で1位なしの2位。2017年にパリ・ショパン・フェスティバルに招かれる。 リヨン国立高等音楽院在学中に室内楽に力を入れはじめ、張善昕(ヴァイオリン)とのデュオで2018年、FNAPEC国際室内楽コンクールMusique d'Ensemble(仏・パリ)にて特別賞を受賞、Eurochestries国際音楽祭に招かれる。そのほか、ルイジ・ツァヌッコリ国際音楽コンクール室内楽部門で1位、ルイジ・ノーノ国際室内楽コンクール(伊)で審査員特別賞受賞。2019年、ベルリーズ・フェスティバル(仏)、サン=テュルサンヌ・ピアノ・フェスティバル(瑞)に招待される。 2022年、ハイフェッツ最後の弟子・ルドルフ・コールマンに招かれ、ZHdK Stringsとモーツァルトの協奏曲でスイスにて共演。2023年には、メンデルスゾーンのダブルコンチェルトで台湾ツアーが行われる。 現在は台湾にて新光三越から後援を受け演奏活動を行っている。 これまでに野木暁子、須藤昌子、廻由美子、イヴ・アンリ、ローラン・カバッソ、エレーヌ・ブッシェ、マリー=ジョセフ・ジュード、プリスカ・ブノワ、ダナ・チョカルリエ、エッカート・ハイリガース、ジャコモ・バッタリーノの各氏に師事。

高崎 優芽 Yume TAKASAKI
期間:2025年8月18日(月) ~ 8月22日(金) 担当:オーボエ/ヴィオラ ピアノ伴奏
東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、2018年に渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。複数の専攻で第一課程を修了した後、2023年にピアノ科および室内楽科の修士課程を修了。現在はピアノ伴奏科に在籍。ピアノをロジェ・ムラロ、フランク・ブラレイ、伴奏法をジェラルディーヌ・デュトロンシー、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェの各氏のクラスにて学ぶ。また、チェンバロをジュスタン・テイラー、通奏低音をアンヌ=ロール・ルリエーヴル、歌曲伴奏をジェフリー・コーエンに師事。 学業と並行して、器楽伴奏を中心に国際コンクール、マスタークラス、リサイタルなどで多くの伴奏を務めているほか、現在はパリ国立高等音楽院教育科の入試伴奏者、リュエイユ=マルメゾン音楽院の伴奏助手、アルクイユ=カシャン音楽院のピアノ講師としても定期的に活動している。 レパートリーはバロックから現代曲まで幅広く、室内楽を中心に新曲の初演にも積極的に取り組んでいる。近年ではフランスを中心に、ヨーロッパ各地のフェスティバルに招かれるなど、演奏活動の幅をさらに広げるよう努めている。