2025 弦楽器クラス概要
Violin瀬﨑 明日香期間A | 8月6日(水)14時集合 |
~ 8月11日(月・祝)16時30分解散 | |
Violin瀬﨑 明日香期間B | 8月11日(月・祝)13時30分集合 |
~ 8月16日(土)14時解散 | |
Violin成田 達輝 | 8月17日(日)13時30分集合 |
~ 8月22日(金)14時解散 | |
Viola小峰 航一 | 8月18日(月)15時集合 |
~ 8月22日(金)14時解散 | |
Cello上森 祥平 | 8月6日(水)14時集合 |
~ 8月11日(月・祝)16時30分解散 |
<各コース>
【参加料】ヴァイオリン/チェロ・クラス:120,000円(5泊6日) ヴィオラ・クラス:115,000円(4泊5日) ※金額には受講料、宿泊費、食費、消費税が全て含まれています。
【個人レッスン時間】180分
【ピアノ伴奏について】 各コース、ピアノ伴奏者をご用意していますが、時間上の制約から全てのレッスンに帯同することはできません。 各参加者の準備の状況に応じますが、伴奏付きでのレッスンを希望する場合は、特に希望するものなど分かるように担当となるピアノ伴奏者にお伝えください。

瀬﨑 明日香 Asuka SEZAKI, violin
期間A:2025/8/6(水)~ 11(月・祝) 期間B:2025/8/11(月・祝)~ 16(土)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学を首席で卒業。パリ国立高等音楽院大学院ヴァイオリン科、室内楽科を修了。レジス・パスキエ、ジャン=ジャック・カントロフ、クリスチャン・イヴァルディの諸氏に師事。さらにローマにてのフェリックス・アーヨ氏の下で研鑽を積む。日本音楽コンクール第1位、ヴィエニアフスキ国際コンクール第4位入賞、フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクール優勝など多数のコンクールで優秀な成績を収めている。 これまでに日本の各オーケストラをはじめ、ミュンヘン放送響、ブルターニュ響等、世界のオーケストラとも共演を重ねており、ヨーロッパと日本を往復しながら精力的に活動を展開している。 現在、千葉市文化振興会議委員、毎日新聞社主催日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクールなどの審査員などを務める。レコーディングでは2019年に≪R.シュトラウス&フランク ヴァイオリン・ソナタ≫をリリース。

成田 達輝 Tatsuki NARITA, violin
期間:2025/8/17(日)~ 22(金)
ロン=ティボー国際コンクール(2010)で第2位およびSACEM著作権協会賞受賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール(2012)にて第2位およびイザイ賞受賞。仙台国際音楽コンクール(2013)で第2位受賞。その超絶技巧と詩情豊かな音楽性に「パガニーニの再来」とフランス紙で評された。 著名指揮者および国内外のオーケストラと多数共演し高い評価を得るとともに、リサイタルやジャンルにこだわらない様々なアーティストとの室内楽においても圧倒的なテクニックと多彩な表現力を披露している。 現代作曲家とのコラボレーションも積極的に行っており、2013年サントリー芸術財団サマーフェスティバルで演奏した酒井健治作曲ヴァイオリン協奏曲《G線上で》は芥川作曲賞を受賞、S.カンブルラン指揮/読売日本交響楽団と演奏した一柳慧作曲《ヴァイオリンと三味線のための協奏曲》(世界初演)の公演は2022年度芸術祭大賞を受賞した。2022年9月には坂本龍一のプライベート録音に参加し「ソナタ」等を演奏。作曲家・山根明季子、梅本佑利と現代音楽のアーティスト集団「mumyo」を設立している。 海外での演奏活動も積極的に行っており、近年では、韓国平昌やミンスク、ギリシャ・イドラ島の音楽祭に参加したほか、2024年4月にはピアニスト福間洸太朗と中央アジア4ヶ所を周るツアーを行った。 使用楽器は、A.ストラディヴァリ黄金期の「Tartini」1711年製(宗次コレクションより貸与)。

小峰 航一 Koichi KOMINE, viola
期間:2025/8/18(月)~ 22(金)
6歳よりヴァイオリンを宮澤健一氏に師事。11歳でヴィオラに転向し東京藝術大学附属高校、同大を経てパリ国立高等音楽院を最高位の成績で卒業。ヴィオラを菅沼準二、B. パスキエ、C. ルローン、F. ニェリの各氏に師事。 2007年、東京文化会館にてデビュー・リサイタル(日本演奏連盟主催)を行い、「音楽現代」など各紙で好評を得る。モーリス・ラヴェル国際音楽アカデミーよりボナ美術館賞を贈られるとともに「レシタル・ト゛ゥ・プランタン」に招かれ、ラヴェルの生地でリサイタルを開催する。2014年ソリストとして京都市交響楽団「ニューイヤーコンサート」(広上淳一 指揮)に出演。2015年には別府アルゲリッチ音楽祭にてM. アルゲリッチ氏とシューマン《ピアノ五重奏》で共演。2019年、酒井健治作曲《ヴィオラ協奏曲「ヒストリア」》を京都市交響楽団(広上淳一 指揮)と初演。このほか、ヴィオラスペース、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」など、多数の音楽祭とラジオへの出演やG. プーレ、O. シャルリエ、ヤン・ソンウォン、E. シュトロッセ、G. ホフマンの各氏、プラジャーク、ウィハン弦楽四重奏団との共演、フルート奏者 瀬尾和紀氏とベートーヴェン《セレナーデ》の録音など、その活動は多岐にわたる。 ソロデビューアルバム「モノローグ」は各紙で高い評価を受けレコード芸術誌では特選盤に選ばれる。 パリ管弦楽団アカデミー生、札幌交響楽団首席奏者を経て現在京都市交響楽団首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団、関西弦楽四重奏団各メンバー。京都市立芸術大学、相愛大学非常勤講師。

上森 祥平 Shohei UWAMORI, cello
期間:2025/8/6(水)~ 11(月・祝)
ソロ・室内楽・オーケストラ・教育活動を通して数多くの生徒を輩出する等、あらゆる分野で活躍。 日本音楽コンクール優勝。ヴォルフガング・ベッチャー氏のクラスで学び、国家演奏家資格を得てベルリン芸術大学を卒業。 バッハ無伴奏チェロ組曲とルネサンスから21世紀作品まで多様な無伴奏作品を組み合わせた全曲公演は開催10年を経て、バッハ×ブリテン無伴奏チェロ組曲全曲、及びバッハ×ブラームス・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロソナタ公演へプログラムを拡大。毎年各方面から絶賛を受け続けている。活動が評価され第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。ラ・フォル・ジュルネ“熱狂の日”音楽祭、 東京・春・音楽祭他、各地音楽祭及びNHK・BS・FM他出演多数。小林研一郎、下野竜也等各氏の指揮のもと東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団等と共演。 京都市立芸術大学准教授、相愛大学非常勤講師。神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別契約首席チェロ奏者。京都市文化芸術特別奨励者。京都府文化賞奨励賞受賞。